キングスデー(Koningsdag)
こんにちは。
先日、4月27日のキングスデーにアムステルダムに行ってきました。
4月27日はオランダ最大のイベント、キングスデー。この日は現国王・ウィレム=アレクサンダー国王の誕生日で、町中がオレンジに染まり、フリーマーケットが並び、飲んで踊ってお祭り騒ぎになります。
特にアムステルダムは、オランダ国内で最も盛り上がるため、国外からも観光客がたくさん訪れるとのこと。
ちなみに、2014年に王位が継承されるまでは、ユリアナ王女の誕生日4月30日をクイーンズデーとして祝っていました。
そのため、いまだに日にちを勘違いして、30日に街に出てきてしまうオランダ人もいるのだとか。笑
11時頃にアムステルダムに到着し、まずはフリッツで腹ごしらえ。
この日は雨が降ったり止んだりで、想像していたよりは人が少なかった印象でした。
フリッツ食べながら歩いていると、いたるところにオレンジだらけのショップがありました。
私たちは地元の雑貨やさんで買ったTシャツを着ていきましたが、この日はとにかくオレンジグッズを手に入れるのに困ることはなさそうです。(笑)
午後になると、だんだんと人が増えてきました。
運河にはボートがたくさん出ており、ボートの上で人々が音楽をかけてお酒を飲んで踊っていました。ボートに乗る人たちと運河の周りから見学している人たちが一体となってはしゃいで盛り上がっている様子、さすがお祭り好きの国という感じです(笑)
人がたくさん乗りすぎて落ちないか心配になるボートも。。。
町のあちこちでDJが音楽をかけ、屋外で人々が集まって踊っていました。
群衆の中に入っていくと、「どこから来たの?」「一緒に踊ろうよ!」とオランダ人のグループが声をかけてくれました。すぐに打ち解け、しばらく一緒にビールを飲みながら音楽に体を揺らしました。
「キングスデーのアムステルダムはハロウィンの渋谷だよ」と日本に留学していたオランダ人の友人に言われ、少しビビっていましたが(笑)、とってもオランダらしい一日を満喫できました!
オランダのビール(Hertog Jan)
今日は私のイチオシのオランダビールをご紹介します。
オランダのビールと聞いてまず思いつくものは、やはりハイネケンではないでしょうか。
アムステルダムに本社を持ち、世界100カ国で醸造、190カ国で販売されているハイネケンですが、日本ではキリンビールがライセンス契約を取得し製造・販売を行っています。
最近ではコンビニなどでも目にすることが多いですよね。
ハイネケンに代表されがちなオランダビールですが、
実はオランダには370もの醸造所があり、各地でクラフトビールが楽しめる国でもあるのです。
その中のひとつ、リンブルフ州に醸造所を持つ「ヘルトグ・ヤン(Hertog Jan)」。
エール系のビールで、アルコール度数は約10%。
特にこのグランド・プレステージ(Grand Prestige)は、2014年のワールドビアカップで金賞を受賞したビールなのです!
黒ビールのような見た目ですが、味はとても甘くてフルーティー。
グビグビ飲むというよりは、じっくり時間をかけて味わいたくなる、
どっしりとした存在感のあるビールです。
みんなで持ち寄りパーティーをするときなんかも、私はよくこれ1本をスーパーで買って握りしめていき、時間をかけてチビチビ飲んでいます。笑
オランダに遊びに来てくれたビール好きの友人にもこれを勧めると、とっても気に入ってくれていたようでした。
こんなビールが、オランダのスーパーでは1€~2€で手に入ってしまうのです。。
なかなか日本では手に入りにくいビールなので、オランダに来られた際にはぜひとも試してみてください!
はじめまして!
はじめまして、Lenteと申します。
ご訪問ありがとうございます。
日本の大学を卒業し、4年間の社会人生活を経て、2018年夏よりオランダでの大学院生活をスタートさせました。
大学院では人文地理学を学んでいます。
好きなものはダンスと旅行とビール。
課題に追われる日々で、あれよあれよという間に移住してから1年近くが経ってしまいましたが、
せっかくなのでオランダでの日常生活・学業・旅行・こちらで美味しかったビールなど、留学生活での経験を備忘録的に綴っていこうかとブログを始めてみました。
ベネルクスの観光情報についても更新していきたいと思います。